こんにちは、地域交流委員会FJです。
今日は私の自慢?の愛車をマニアックな角度から紹介します。
メーカー 富士重工業(現在のスバルです。富士重工業というのは元々は、中島飛行機という軍用戦闘機を製造する航空機メーカーで、1917年から1950まで存在しました。創業者は元海軍機関将校であった中島知久平。エンジンや機体の開発を独自に行う能力と、自社での一貫生産を可能とする高い技術力を備え、太平洋戦争終結までは三菱重工業を凌ぐ東洋最大、世界有数の航空機メーカーでした。製造されていたのは零戦以外の戦闘機で代表作では、一式戦闘機「隼」、四式戦闘機「疾風」(はやて)などがあります。)
年 式 1962年(昭和37年)ごろだと思われます。
型 式 ラビット S301Aスーパーフロー
主な特徴
1.性能
A型は、3段ギアミッションの採用により、従来の車よりも最高速度、登坂限度共に大幅に向上した。
B型では、ロータリーバルブ エンジンの採用により性能は更にアップした。
2.密閉オイルバス・ユニットスイング方式の採用
S601で好評であった密閉オイルバス式チェーンケースを採用して、チェーンの耐久性、騒音を
著しく向上させた。
3.3.50-10 タイヤの採用
従来より一回り大きい 17″ タイヤの採用により繰安性、乗り心地共著しく向上させた。
4.定容量型自動切断式クラッチの採用
自動クラッチの特徴を持ちながらハーフクラッチ操作が出来るのでオートバイ並の出足を味わうこと
が出来た
5.ハンドクラッチ4段ギアミッションの採用(S302BT、S402BT)
ハンドクラッチ 4GM の採用により走行性能を向上させてスポーテイーにした。
6.トルコンの採用(S301BH)
流体トルクコンバーターを採用してさらに乗りやすいスクーターにした。
7.サイドカバーの採用
従来の開閉式に比べ構造簡素にして重量軽減をはかった。
ラビットの終結・・・・昭和43年6月29日
22年間にわたって製造され、日本の文化の一端を担ってきたラビットスクーターも、この日、一台のハイスーパー、S-211A 型(車体番号 S211-22565)のラインオフで 終わりをつげました。
皆さんはただのボロッちい鉄屑だと思われるかもしれませんが、私には
日本のものづくりの原点であり、当時日本の高度経済成長期を支えた職人さんたちの
苦労が垣間見える1台だと、これからも次世代に伝えて行くべく、しっかり手入れをし大切にしていきたいと思います。
非常に、マニアックな角度からの投稿
ありがとうございます♪
次回は、メインの車体の紹介を
期待しております
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